日本人は極楽トンボだという批判があるそうだ。緊張感いっぱいの国際情勢に無頓着ということらしい。
極楽トンボという言葉を辞書で引いてみた。楽天的でのんきな人と書いてある。先のことを考えないで困ったものだと批判していう言葉だそうだ。
昔はすいすい飛び回るトンボが、のんきに見えたらしい。でも、トンボが気楽なシンボルというたとえは、今は当てはまらない。今、トンボはとても少なくなってしまった。せいぜいアカトンボ(アキアカネ,ナツアカネ)を見るくらいだ。
大昔、私が子供のころは、東京の街中でも、トンボがたくさん飛んでいた。オニヤンマ、ギンヤンマ、コシアキトンボ、ショウジョウトンボなどなど・・・
それが開発による環境破壊、環境汚染、地球温暖化などによって、トンボの姿を見なくなってしまった。とても寂しいし、悲しい。トンボは気楽なシンボルと言っていられない。
天の声「たまにはいいこと言うなあ」