4月8日に、かみさんとお花見に行った。歩いて5分ぐらいのところに小さな川が流れていて、その両岸に桜の並木がある。今満開だった。
都心の桜の名所と違って、人はあまりいない。いつもと違うのは、中学生とその親御さんをたくさん見かけたことだ。多分近くの中学校で、入学式があったのだろう。真新しい制服を着ているし、親たちもきちんとスーツを着ている。
この子たちの将来を考えるとちょっと憂鬱な気分になってしまった。この子たちの将来・・・受験戦争を勝ち抜いて、よい高校、大学に進めるか、よい就職先はあるか、幸せな家庭をつくれるか、インフレにならないか、戦争に巻き込まれずに済むか・・・この先、世の中はどうなっていくのかわからないけれど、明るい見通しを持てない。
一時間ほど歩いて、帰宅した。くたびれたが、桜の花はとてもきれいだった。
来年も桜を見られるかどうか・・・わからない。
天の声「せっかく花見をしたのに、ブルーだな」