パリ・オリンピックの柔道競技が注目を集めた。メダルを取った人もいるし、期待通りにはいかず負けて、涙している選手もいる。悲喜こもごもだ。
フランスは柔道熱がとても高いし、強かった。
日本は太平洋戦争に負けて、柔道は軍国主義につながるものとして、学校で授業や部活などをすることができなかった。それが、私が高校生の時に解禁になった。私の高校にも柔道部ができたことを覚えている。
その頃の日本を代表する柔道選手は、醍醐敏郎さんだった。柔道を広めるために、醍醐さんは、世界に出かけて行った。フランスにも行った。そこで醍醐さんは10人(あるいは15人だったかもしれない)を相手に試合をした。次々と投げ飛ばして、最後に当時のフランスのチャンピオンと引き分けた。私はその新聞記事で読んで、引き分けはフランス柔道に対するサービスだと思った。
今は外国人が強くて、サービスなどしていられない。それは柔道が世界に広まったということでめでたいことだ。
知名度の高い日本の文化は、カラオケ、ニンジャ、フグ、スシ、そしてジュウドウだ。