この頃、首がちょっと痛い。枕が合わないのかもしれない。睡眠時の枕の高さはとても大切だという。その人に合う枕の高さがあるので、オーダーメイドしなければいけないという話を聞いたことがある。しかし、枕屋さんに行って頼むのも面倒だし、高い料金を取られそうだ。
私は、就寝時、最初は上を向いて寝るが、やがて横向きになる。また上むきになったりする。上を向いて寝たときと、横向きになった時では、適切な枕の高さが違うと思う。もし枕をつくってもらうとしたら、どうすればいいのだろう・・・なんて考えてしまう。
枕の材質もいろいろある。昔はそば殻が多かった気がする。いまは、もっと柔らかいものが多い。私は硬い枕は苦手だ。
枕が合わないとつらいし、よく眠れない。この頃は旅行する機会が無くなってしまったが、大昔、旅行して日本旅館に泊まると、枕が合わなくて眠れないことがしばしばあった。私には昔の旅館の枕はたいてい高かった。
草枕という言葉がある。昔の旅人は、草を結んで枕にして野宿したという。本当にそうして寝たのかどうか知らないが、昔の旅は大変だったことは想像できる。
「枕を高くして寝る」という言葉もある。安心して眠るという意味だ。枕が高い方が安心して眠れるかなあ。昔の旅館の枕が高かったのは、安心して眠ってもらうサービスだったのかもしれない。