ネットに「東武東上線の謎」という記事を見つけた。私は、長いこと埼玉県の川越市に住んでいて、東京への行き帰りは東武東上線を利用していたので、これは見逃せない。
 東上線は東京・池袋から埼玉県の寄居までの路線である。つまり、東京から北西に進む。それなのに東上線とは変ではないかというのが、「東武東上線の謎」であった。
 今は終点が寄居だが、計画では群馬県まで延ばすはずだった。そこで、東京の「東」と群馬県の旧国名、上野国(こうずけのくに)の「上」を組み合わせて「東上」としたのだが、地域経済の変化や資金調達の関係で、群馬県まで延ばせなかった。しかし、「東上」という名前は残った。こういう話である。
 なるほど、わかった。しかし、「東上線の謎」とは、ちょっと大げさだ。
 名前が変なのは、他にもある。例えば、東上線起点の池袋駅の東口・西口。西武百貨店が東口に、東武百貨店が西口にある。これは前に、このブログに書いた気がする。

投稿者

コラーゲン博士

85歳の老人ホーム入居者 若いころは大学でコラーゲンの研究を行っていた

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