11月3日に文化放送を聞いていたら、「浜祭り」と称してお祭り騒ぎをしていた。何故かわからないが、「東京ブギウギ」の曲が流れていて、私は大昔のラジオを思い出した。
終戦間もない頃、私は小学校高学年か中学生だった。そのころはテレビは無くて、ラジオを聴くのが、日々の唯一の娯楽だった。
といっても、ラジオは家に1台しかない。番組はNHKだけ。茶の間に置かれてたラジオを、一家全員で聞いていた。
日曜日の夜に、「日曜娯楽版」という番組があった。三木鶏郎さんがつくったものだが、その中の「冗談音楽」は面白かったなあ。
歌といえば、「リンゴの唄」「湯の町エレジー」「憧れのハワイ航路」そして「東京ブギウギ」などが流行していた。笠置シヅ子さんの「東京ブギウギ」は迫力があった。
遠い昔の話だ。
天の声「あんたは昔話しか能がない」