アマゾンプライムで、アメリカのテレビドラマを見ていたら、高校生が学校内で銃を乱射する場面が出てきた。銃と言っても、拳銃ではなくて、機関銃のような銃だ。ひどい。
高校の暴力事件といえば、大昔の映画を思い出した。「暴力教室」という映画である。1950年代半ばの作品で、主演はグレン・フォード。大変評判になった映画で、私も見たが、衝撃を受けた。
高校教師と不良高校生の対立の話だが、不良高校生が、女性の教師をレイプしようとする。それを助けた男性教師が、今度はリンチに合う。それでも、めげずに・・・といったストーリーだった。いまから思うと、銃は出てこないし、殴る蹴るだけの暴力シーンだけだけれど、当時は衝撃的だった。
衝撃的といえば、この映画の音楽もすごかった。「ロック・アラウンド・ザ・クロック」という歌で、ロック音楽のはしりだそうだ。私はこんな音楽をそれまで聞いたことがなかったので、びっくりした。強いビートの音楽が、大音量で鳴り響く。
私は、ロック・ミュージックを好きになれないけれど、ラジオなどでロックの曲がながれるたびに、暴力教室の音楽を思い出してしまう。
いやあ、衝撃的な映画だったなあ。
天の声「昔の思い出って、そんなものだ」