ラジオで、イギリス在住の女性が、おもしろい話をしていた。イギリスでのニュースといえば、半分がウクライナ、半分が王室関連だった。それが、いま、ウクライナと王室が3分の1ずつに減って、あと3分の一は、政治的スキャンダルだという。
イギリスの議会で、ある議員が議会開催中に、スマホで、アダルトサイトを見ていた。それがバレて、その議員さんは辞職した。なんだか笑える話だ。
別のスキャンダルは、自分の家の雨どいを修繕する費用を、公費として支出したのがバレたというもの。大した金額ではない。
どちらも、悪いといえば悪いけれど、私たちの感覚からいうと、大騒ぎするほど悪いことではない。それが大騒ぎになるのは何故だろう?
よくとると、民主主義が成熟しているからかな。民主主義が発達していない国では、政治家や官僚の大きな汚職がおきる。特に独裁者のいる国では、独裁者は資産をため込む。たとえば、ロシアのプーチン大統領は何兆円もの資産を持っているとうわさされている。
わが国ではどうだろう。問題になったイギリスの政治家に較べると、スキャンダルのスケールは大きい。何百万円ものお金を、政治家の事務所で受け取ったりする。選挙の時にばらまく金もスゴイ。
こんなことでスケールが大きいのは困る。アダルトサイト程度にしてほしいものだ。
天の声「あんたはアダルトサイトに関心があるんだ」