ラジオを聞いていたら、小田急の新宿駅は、インバウンドの人達でいっぱいだと報じていた。彼らの多くは豪徳寺を目指しているという。
私は、豪徳寺という地名は知っていたが、そこに豪徳寺といお寺があることも、お寺がなぜ有名なのかも知らなかった。
豪徳寺には、招き猫がたくさんあって、インバウンドの人は、それを目当てに行くという話である。
招き猫は、座って片方の足をあげて人を招く姿をした猫の像で、顧客・財宝を招くというので、縁起物として商家などに飾ると辞書に書いてある。
私は、招き猫は中国由来のものだと思っていた。しかし、インバウンドの中には中国人もたくさんいる。中国人がわざわざ来るのだから、日本で生まれたものだろう。
日本の文化なのだとしたら、ちょっと自慢したい気分になった。