老人ホーム「ポムポム川の辺」の近くを流れる川の辺を散歩していたら、カワセミを見つけた。カワセミは、スズメとハトの中間ぐらいの大きさの鳥で、大きな鋭いくちばしをもっている。尾は短い。
なんといってもカワセミの特徴は、美しい色である。体の上の方は、暗い緑青色で、腰のあたりは美しい空色をしている。「空飛ぶ宝石」といわれるのも、うなずける。
カワセミは、水に飛び込んで小魚を捕まえて食べる。「ポムポム川の辺」のそばを流れる川は、コンクリートで護岸されていて、かなり人工的な雰囲気だ。魚は大きなコイしか見たことがない。しかし、カワセミがいるということは、小魚もすんでいるらしい。
カワセミは、漢字で書くと翡翠である。これは、宝石のヒスイと同じ字だ。昔から、美しい鳥だと認められ、評価されていたのだろう。
一時期、数が減ってしまっていたが、最近ふえて、都市部でも見られるようになったそうである。よかった。
カワセミの仲間に、ワライカワセミという鳥がいる。これは、日本にはいない。オーストラリアに住んでいる。オーストラリアの国鳥的存在だそうだ。日本のカワセミより大きな体で、カワセミのようなきれいな色はしていない。頭も胸も腹も「汚白色」だと、本に書いてあった。
特徴は、鳴き声で、人間の大きな笑い声のようだという。「くぅーふぅーふぅーふぅーふぅー、は、は、は、」と鳴くと、本に書いてあった。
これではよくわからない。インターネットで調べると、鳴き声を聞くことができた。
youtubeで聞くことができる。便利な世の中である。
いつも笑っているなんて、幸せなだなあ。
天の声「愉快で笑っているのじゃない」
私「そういうと思った」