新型コロナウイルス感染の影響で、在宅の時間が長くなった。そのため、家庭で園芸を楽しむ人が増えたそうだ。
この間、ラジオで園芸の専門家の方が話をしていた。鉢植えを買うときには、根の状態が大事とのこと。といっても、引っこ抜いて根を見るわけにはいかない。それで、まず植木鉢の上から軽く押してみて、しっかりしていると良い。それから、植木鉢の底にある穴を見て、白い根が出ていれば、植物が元気な証拠だそうだ。
「『どぶに落ちても根のあるやつは、いつかは蓮の花と咲く・・・』と「男がつらいよ」の中で寅さんが歌っているでしょう」とその園芸専門家が言った。説得力あるなあ。
植物をうまく育てるには、水、土、肥料、陽当たりなど、いろいろ条件を整え、世話をしなければならない。
サボテンは人気があるそうだ。水やりの必要があまりなく楽だ思われているが、結構難しいという話もしていた。
大昔の話、大学の研究室で趣味で園芸をやっている先生がいた。だんだん植木が増えていって、教授室は植木でいっぱい。その先生が定年退職になったら、弟子達が植木をぼんぼん投げ捨てた。なんだか、植木に恨みをもっているように思えた。