クビアカツヤカミキリは、中国原産の昆虫で、果樹の実を食い荒らす害虫だそうだ。樹の中に卵を産み、幼虫が樹を食べながら育つ。樹は幹の中がスカスカになって、枯れてしまう。
梅、桜、桃などが大好きだという。
ラジオを聞いていたら、どこかの果樹園で、この害虫を駆除する「イベント」が行われたと報じていた。
「イベント」というところが面白いアイディアだ。家族で参加する。子供はきっと喜んで参加すると思う。しかし、残念ながら、その日は一匹も見つからなかったそうだ。その一週間後にはたくさん現れた。
沖縄で、ウリミバエという害虫の駆除に成功したというニュースも聞いた。まずこのハエを人工的に繁殖させる。幼虫の時に放射線を当てて不妊化してしまう。そして、この虫を大量にばらまくのだそうだ。
20年かかって、根絶したという。
いろいろは手立てがあるのだなあ・・・