ヤフー・ニュースを見ていたら、子供の恐竜はどんなものを食べていたのかという記事を見つけた。これは長い間の謎だったそうだ。それが、最近、恐竜の子供の化石の胃の内容物を調べて、なにを食べていたかわかってきた。
 ティラノザウルスの仲間の恐竜、ゴルゴザウルスの子供の化石が2体、カナダで見つかった。化石を慎重に取り出すと、最後の食事の痕跡が見つかった。それは、別種の恐竜、シチベスの子供のものだった。
 大人のゴルゴザウルスは、シチベスをたべない。つまり、大人と子供では、食べ物が異なっていた。
 胃に残っていたシチベスの骨は、後肢の部分だった。たっぷりと筋肉がついた部分で、ゴルゴの子供は、そこを選んで食べていたらしい。グルメだったのだ。
 ゴルゴザウルスは、わが子にはあまり餌を与えなかったようだ。それで子供は自力で食べ物を調達していた。恐竜の子供の生活は、グルメではあるが、きびしいものだった。
 哺乳動物は母親が面倒を見てくれる。幸せだよなあ・・・

投稿者

コラーゲン博士

85歳の老人ホーム入居者 若いころは大学でコラーゲンの研究を行っていた

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です