将棋の藤井聡太さんが、史上最年少で6冠になった。インタビューを聞いていると、ひょうひょうとしていて、気持ちが和む。
野球の大谷翔平さんもWBCで大活躍した。大きな体に、すごい身体能力が備わっている。人柄もよい。
藤井さんや大谷さんを見ていると、才能に恵まれて生まれてきたのだと思う。つまり天才である。
私が見ているアメリカのミステリー・ドラマに「ナンバーズ」というのがある。天才数学者が主人公で、殺人事件などの謎解きをする。
アメリカでは飛び級制度がある。ナンバーズの主人公は幼い時から天才的だったので、小学校を飛び級で入って、5歳も年上のお兄さんと同じクラスになった。お兄さんは5歳年下の弟と同じクラスになって屈辱的だったとぼやいているが、弟の天才少年も「つらかった」と言っている。クラスメートとは、勉強以外は全然話が合わないというのだ。ガールフレンドも出来ないし・・・
彼は13歳で、プリンストン大学に入った。
はたから見ていると、うらやましいが、天才もつらいことがあるらしい。
天の声「あんたには関係ない」