この間ラジオを聞いていたら、「ちゃんとした大人」とはどういう人かを男女数人の出演者が議論していた。
「例えば、私の実家の母みたいな人」とある出演者が言った。「母は冠婚葬祭のため、ピン札をいつも用意している。その時になって慌てたりしない」
「そうね、うちの母は家の中にいつも気を配っていて、トイレットペーパーなどを切らさない。あたしはこの間トイレットペーパーが無くなって、仕方なくティッシューでお尻を拭いちゃった・・・」(これは女性アナウンサーの発言である。この人はたしかに大人でない)
「時候の挨拶ができる人。ようやく暖かくなってきましたねとか、梅が咲いてますねとか」 たしかにそうだ。
「初対面の人とも話ができる」
「お葬式の焼香の時、挙動不審にならない」 これもそうだ。私は他人の動作を真似ようとして、キョロキョロしてしまう。
「旅行に行った時、手土産を買える」 私は苦手だ。
そして結論は、「ちゃんとした大人の代表は、銀座のクラブの女性」ということであった。
天の声「結論は、『あんたはちゃんとした大人ではない』だ」