私はラジオのファンだ。ラジオ局はたくさんあるが、文化放送をよく聴く。朝早く「お早う寺ちゃん」という番組を聴くので、そのまま、文化放送の番組を聴いてしまうことが多い。
文化放送は埼玉西武ライオンズに肩入れしているらしい。午後6時を過ぎると、毎日のようにライオンズの試合の中継放送がある。だから、ライオンズの試合の様子が耳に入ってくる。
私は老人ホームに入る前は、埼玉県の川越に住んでいた。埼玉県の中心都市といえば、さいたま市で、県の東の方にある。そして県の西南部の中核都市といえば、川越と所沢だ。
川越と所沢はライバル関係にあるらしい。川越のタクシーの運転手さんがそう言っていた。「川越の方がいい街だよ。でも所沢にはプロ野球がある」
所沢には野球場があり、そこを本拠地とするプロ野球の球団がある。でも、名前は「埼玉西武ライオンズ」だから、所沢だけのものではなくて、埼玉県全体をフランチャイズとする球団で、当然、川越も含まれるのだけれど・・・
埼玉西武ライオンズは、昔は強かった。秋山さんや清原さんが活躍したころだ。それまで威張っていた巨人を、日本シリーズなどでやっつけた。子供たちは巨人の帽子をやめて、ライオンズの帽子をかぶっていた。
ラジオの放送をぼんやりして聞いているだけなので、いまのライオンズの様子を詳しくは知らない。いまは、強くも弱くもないようだ。山川選手というホームランバッターが活躍している。
これもなにかの縁だ。ライオンズ、がんばってほしい。