先日、地方自治体がピンチだとラジオで聞いた。まず人口の減少。そして住民の高齢化。インフラも古くなって、維持や整備が大変だという。
町村合併の弊害も出てきている。合併時に新しい市庁舎をつくったり、立派な図書館や体育館などを建設した。今になって、そのような施設、ハコモノの維持・管理が財政を圧迫している。
合併時には、政府は調子のよいことを言い、建設費を補助してくれた。それなのに、維持費は出してくれない。
そこで、ごみ収集の有料化、小学校の給食費の値上げ、職員の給料カットなどを行わざるを得ない。住民にとって、住み心地は悪くなる。また、ふるさと納税に大きく依存することになる。
昔、北海道の夕張市が危機に陥ったことがあった。その二の舞が出てきそうだという。
石破さん、気を配らなければならないことがここにもあるよ・・・