先日ラジオを聴いていたら、四国の話をしていた。四国には、徳島、香川、愛媛、高知の四つの県があるが、それぞれ個性的だという話だ。
徳島は関西圏と言ってもよい。テレビは関西のものがみられる。一方、愛媛と香川は、中国地方に近い。岡山や広島の影響を大きく受ける。そして、高知は、独自の文化を持っているとのこと。そう聞くと、ぜひ高知に行ってみたくなった。
私は徳島しか行ったことがない。昔、大学の医学部が各県に設置される前は、四国4県のうち、徳島にしか医学部はなかった。それで、生化学関係の会合は徳島でしか行われず、したがって、他の県に行くチャンスがなかった。観光旅行に行けばよいのだけれど、そんな余裕はなかったなあ。
それに、徳島には大塚製薬がある。大塚製薬がつくった美術館があったり、通称オロナミン御殿という立派な施設があった。私も泊めてもらったことがある。
徳島の名産は「スダチ」。カボスと混同すると怒られるそうだ。うどんを食べたいというと、隣の県に行ってくださいと言われる。
小さな日本国、その中の小さな四国。その中の4県。それぞれ特徴があり、プライドがある。これが日本だなあ。