先日、戸籍法改正案というのが報じられた。いくつかの案が考えられているようだ。
 戸籍には読み仮名を書く場所がない。そこで、フリガナをつけようという案がある。いまは検索の世の中、その方が便利だからだという。
 漢字の読み方も、音読み、訓読みの他に、慣用的なもや、推測できるものならよしとする案がある。たとえば海をマリンと読ませるのはOK。でも光宙をピカチュウと読ませるのはダメだとか・・・
 子供につける名前は時代とともに変わる。昔は、男の子には○○郎とつけることが多かった。私の名前もそうだけれど。
 ずっと昔に、○○太郎という名前の偉い学者が3人いた。長岡半太郎博士(物理学)、鈴木梅太郎博士(農芸化学)、本多光太郎博士(金属物理学)で、合わせて「三太郎」と呼ばれていたそうだ。
 鈴 木梅太郎博士は、オリザニンを発見した。オリザニンとは、ビタミンB1のことである。これは大発見で、日本人初のノーベル賞に値した発見といわれている。しかし、フンク博士に国際学会の発表で先を越されてしまったとか、「新しい栄養素だ」という主張をしなかったせいとかで、ノーベル賞を逃したという。鈴木博士は農学部で、医学部の先生方のサポートが得られなかったという学閥の問題もあるらしい。
 学問の業績が正当に評価されるということは難しいことだ。
 また脱線してしまった。
 天の声「いつものことだ」

投稿者

コラーゲン博士

85歳の老人ホーム入居者 若いころは大学でコラーゲンの研究を行っていた

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