サービス付き高齢者向け住宅「ポムポム川の辺」に引っ越してから、1年経った。今まではもとの住所宛の郵便を転送してくれていたが、もうやってくれない。友人、知人にはすでに住所変更を知らせたが、銀行などには、住所の変更届を出していない。
もしも住所変更の届をサボるとどうなるか?通知が来なくなるという。それでなにか困ることがおこるかなと考えたが、とにかく、メインの預金先のM銀行には、住所変更の手続きをしようと思った。
ネットで方法を調べた。住所変更の手続き用紙を請求せよということだが、これが結構大変な作業だ。いろいろ書きこまなければならない。請求してから、1週間ぐらいあとに、用紙が「書留」で送られてきた。
印鑑を押して返送するのだが、それがどの印鑑かわからなくなった。この頃は、キャッシュカードしか使わないものだから、どのハンコか忘れてしまっていた。
郵便局にも、ささやかながら預金があった。こちらも住所変更をしようと思ったら、やっぱり大変だった。近くの郵便局で書類をもらい書き込んだ。それを持っていったら、本人の確認証明がいる、預金通帳がいる、印鑑も必要といわれた。そのたびに家に取りに帰った。何往復もして、やっと完了。もちろん、郵便局さんとしては、預金の管理に間違いがおこると困ることはわかる。
折から、日本郵便での書類の紛失のニュースが報じられた。利用者には、すごく厳しく要求するくせに、自分たちの管理は甘いのだなと、ちょっとムカついた。