サービス付き高齢者向け住宅「ポムポム川の辺」に入居して3度目の正月を迎えた。入居したのは12月だから、2年とちょっと経ったことになる。2年経っても、住所変更の手続きがまだ終わらない。
 たとえば銀行や郵便局の預金。近所にはATMがあるが、人のいる店舗はない。住所変更の手続きをするために、電車に乗って、人のいる店舗に行かなければならないが、それも面倒だし、銀行の店舗は混んでいて時間がかかるという話だ。キャッシュカードでお金は引き出せるから、まあいいやということになる。
 かみさんは、親から受け継いだ某社の株を、ほんの少し持っている。それで住所変更の手続きをしようとしたら、これがむずかしい。マイナンバーカードがいるという。それでマイナンバーカードを申請した。写真が必要だが、どこで撮ればよいかわからない。息子にスマホで撮ってもらい、パスポート用のサイズにするアプリとかで、大きさを整え、パソコンに送ってもらい、プリントした。
 なんとかつくってもらえて、先日受け取りにお役所に行った。受け取りも本人でないとダメだというので、かみさんのお供をした。何種類もの暗証番号なんて、かみさんには無理。年寄りには生きづらい世の中だなあ。
 天の声「悪い人がいるから用心が必要なんだ」

投稿者

コラーゲン博士

85歳の老人ホーム入居者 若いころは大学でコラーゲンの研究を行っていた

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