この頃、ラジオやテレビのニュースで、中国という名前を見たり聞いたりしない日はない。それも、多くの場合、中国は悪役・敵役である。
そんなニュースを見聞きしたとき、広島や鳥取に住んでいる人たちは、嫌な気がしないだろうか?
日本の本州の西の方は中国地方と呼ばれている。 中国・チャイナと混同してしまう。
中国地方というのをやめて、「西本州」と呼ぶことにしたらどうだろう。
ついでに、島根県と鳥取県を合併してしまうのはどうだろう。二つの県は人口が、それぞれ60~70万人しかない。神奈川県の人口の十分の一以下である。
そういうことを考えだすと、道州制の議論になる。いまの都府県は小さすぎる、北海道、東北・・・とブロックに分けようという議論は、昔は盛んにおこなわれた。
今はそんな話はとんと聞かない。なぜかなあ。
首都移転と同じように、結論を得られないまま忘れられてしまうことが多いのだ。
天の声「人間は忘れる。これも幸せ」