ワサビ(山葵)はアブラナ科の多年草である。日本の原産で、渓流のほとりに自生している。また、流水地で栽培している。
天然ものは値段が高いので、出回っているのはほとんどが栽培ものだそうだ。
ワサビの特徴は、なんといっても、あの刺激のある辛味だ。すりおろすと、酵素の働きで辛み成分ができると辞典に書いてあった。
強い殺菌力があって、昔から寿司や刺身など生ものとともに使われる。辛み成分には食欲増進効果もある。
ラジオで聞いた話だが、いまワサビを、AIを活用して、コンテナーの中で栽培することが試みられているそうだ。
昔からの食品であるワサビと現代的なAIの取り合わせが面白い。
そのうち、銀座のすし屋の店の隣にワサビ栽培のコンテナーが置かれて、すし屋の大将が「ちょっとワサビを採ってくるよ」なんて言って取りに行く風景が見られるかもしれない。