アマゾン・プライムで「レディー・ジョーカー」というシリーズのドラマを見た。面白かった。
 原作は高村薫さんの小説。大手のビール会社の製品に、赤い染料が混入していた。わずか数本の混入ビールのせいで、会社はピンチに落ちいる。また、社長さんが誘拐されるが、すぐ釈放される。誘拐したのはレディー・ジョーカーと名乗る人物。身代金の要求もあったが、それに加えて「身代金の裏金づくり」も要求される・・・
 この小説は、グリコ・森永事件にヒントを得て書かれたと聞いて、昔の事件を思い出した。1980年代に、「かい人21面相」の名乗る人物が、グリコ・森永などの食品会社を脅迫して事件だ。犯人は結局逮捕されずに終わったようだ。
 いま、あのような事件があったら、ネットによって、速く広く情報が流れ、すごい騒ぎになることだろう。フェイク情報もいっぱい出て来たろう。犯人にとっては好都合かな・・・恐ろしい。

投稿者

コラーゲン博士

85歳の老人ホーム入居者 若いころは大学でコラーゲンの研究を行っていた

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です