かみさんのお姉さんがリンゴを送ってきてくれた。長野産で、大きくて立派。もちろん美味しい。なんという品種のリンゴか知らないが、昔のリンゴよりも大きくて、きれいで、甘い。
リンゴというと、果物以外に人の名前を思い出してしまう。ビートルズのメンバーにもいるけれど、私が思い出すのは西部劇の登場人物だ。
名作「駅馬車」で、さっそうと登場するのは、ジョン・ウェインが演じたリンゴ・キッド。ライフル銃を、片手でまるで拳銃のようにクルリとまわす。ジョン・ウェインは、この映画で、一躍スターになった。
グレゴリー・ペックの「拳銃王」にもリンゴ・キッドが登場していた。
リンゴ・キッドは実在した人物だそうだ。本当の名はジョン・リンゴ。1844年に生まれ、1882年に亡くなった。カウボーイでもあり、強盗団の一員でもあったそうだ。長身でやせ型の美男子。教養があって、貴公子然としていたそうである。
「駅馬車」では、リンゴは銃の名手で、たった3発で、3人の悪漢を撃ち殺した。実際のリンゴの銃の腕前がどんなだったかは知らない。
果物のリンゴから脱線してしまった。
天の声「いつものことだ」