自民党総裁の選挙が終わって、石破さんが選ばれた。候補者がたくさんいて、議論が交わされてきたが、ようやく決着した。
 識者のだれたが、候補者選びには、夫婦別姓問題がリトマス試験紙になると言った。私はへぇーと思った。
 夫婦別姓のことではなく、リトマス試験紙という言葉に反応したのだ。今でも、リトマス試験紙という言葉が使われているのか。古くないか。
 リトマス試験紙は、リトマスの水溶液に浸し染めたろ紙の小片で、酸性かアルカリ性かを判別するのに用いられる。リトマスは、リトマスゴケなど地衣類から得られる色素だ。
 しかし、リトマス試験紙では酸性かアルカリ性かを判定するだけで、pHがどのくらいかはわからない。
 大昔のことで記憶が定かでないけれど、アメリカに留学した時か、アメリカ帰りの人の土産品かで、pHの値を判定できる試験紙をはじめて見た。リトマス試験紙しか知らなかった私は驚いた。これは便利だ。
 やがて万能のpH試験紙は、日本の研究室でも使われるようになった。
 天の声「石破さんとは関係ない話だ」
 

投稿者

コラーゲン博士

85歳の老人ホーム入居者 若いころは大学でコラーゲンの研究を行っていた

リトマス試験紙件のコメント

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