ラジオを聞いていたら、モネの展覧会の話をしていた。私は絵画や美術の知識がないけれど、モネという名前は知っている。睡蓮の絵が有名で、印象派の画家だ。
しかし、印象派がどのような画家なのかは知らない。辞書を引くと、印象主義を唱える芸術家の流派と書いてあった。では、印象主義ってなんだ?
自然や事物から受ける瞬間的な印象を直接描写しようとする芸術上の考え方だそうだ。わかったような、わからないような説明だ。
ラジオを聞いていたら、印象派とは反アカデミーのことだと説明していた。当時、アカデミーが、芸術活動を取り仕切っていた。
アカデミーのえらい人たちは、モネの絵を見て、「こんなものは印象に過ぎない」といった。この悪口が「印象派」の起源なのだそうだ。面白い話だ。
高校の世界史か美術の時間に、印象派を習った記憶はある。でも、頭には残らずに、すぐに忘れてしまった。
学校の授業でも、こういう面白い話をしてくれると、覚えられるのだけれど・・・