ミカンが美味しい。この頃のミカンは、甘くて皮もむきやすく、食べやすい。
ミカンの食べ方は人によって違う。私は皮をむき、ふくろ(果嚢)をバラバラにして、一つずつ口に入れる。それから、ふくろは口から出す。しかし、ふくろを食べてしまう人がいる。繊維成分だから、体にいいという。
ふくろについている白いすじを私はとらない。とても丁寧に白いすじをとってから口に入れる人がいる。ふくろを食べてしまうのかと思ったら、口から出す。食べないのなら、あんなに丁寧にすじをとらなくてもいいのにと思ってしまう。
桜餅の葉っぱを、食べる人と食べない人がいる。私は食べない。
トウモロコシは、がぶりとかぶりつく人もいるし、一個ずつ粒を外して食べる人もいる。
鮎の塩焼きを食べるとき、頭からかぶりついて、骨も内臓も全部食べてしまう人がいる。私には出来ない。肉のところしか食べられない。
というように、食べ方はさまざまである。食べ方には家庭によって流儀がある。子供に時は、親を真似るか、親から教わって食べる。つまり、各家庭の流儀・伝統が引き継がれていく。しかし、大きくなっていくと、友人などの影響を受けて変わっていく。
これって、エピジェネティックな現象かな?
天の声「???」