アマゾンプライムでアメリカのドラマを見ていたら、派手な服装の小さな女の子が、「大きくなったらマドンナみたいになりたい」といった。このマドンナは、アメリカのポピュラー歌手のマドンナのことだ。
私は、マドンナと聞くと、映画「男はつらいよ」の中で、寅さんが恋焦がれる女性を思い出す。たくさんの美女が、寅さんのマドンナ役として登場した。吉永小百合さん、栗原小巻さん、浅丘ルリ子さん・・・私が好きだったのは、真野響子さんのマドンナだなあ・・・
マドンナは、夏目漱石の小説、「坊ちゃん」にも登場する。
マドンナは、そもそもは「聖母マリアの称号」だそうだ。辞書を見ると、元来はイタリア語で「わが貴婦人」という意味だったが、16世紀以降に、絵画、彫刻などに表現された聖母マリア像をさす言葉として定着したと書いてある。それが、今では「憧れの女性」という意味になった。
憧れの女性・・・昔のことを思い出すと、いろいろな女性の顔が浮かんでくる。私にも若い時代があった。若いっていいよなあ。
天の声「老いてもマドンナを探しなさい」