先日、散歩をする時、マスクをするのを忘れてしまった。今までも、マスクを忘れて、外出しようとしたことはあった。しかし、玄関のところで、事務の人か介護士さんに見つかって、注意された。
しかし、この日は、そこをすり抜けて、外へ出てしまった。しばらく歩いて、マスクをしていないことに気がついた。気がつくと、落ち着かなくなった。
なるべく人と出会わないように、道を選んだ。それでも、人とすれ違うと、相手に見られて、非難されているような気がした。
この間、ラジオを聞いていたら、日本中には、いたるところに監視カメラがあって、監視されているという話をしていた。もしも、誰かを追いかけようとすれば、監視カメラの映像をたどっていけばよい。どんな人物でも、その気になれば、追跡できる。その証拠に、最近は、犯罪者を簡単に逮捕出来ているというのだ。
そう思うと怖い社会だ。まあ、マスクをしていない人をいちいち追跡するほど、暇ではないと思うけれど。
行動だけではない。私たち個人の情報は、いつも狙われている気がする。たとえば、通信販売業者から、アカウントを作り替える必要があるから・・・というメールが頻繁に来る。どうも、その業者に成りすました輩の仕業で、情報を盗もうとしているらしい。くわばら、くわばら。
話をマスクに戻すと、外出時に、マスクをしなければならないのは、ホントにうっとしい。もっとも私は散歩のときするだけだ。外で働く人のほとんどは、一日中マスクをしなければならない。すごく大変だと思う。
まもなく、非常事態宣言は解除されるらしい。そうしたらマスクはしなくてもいいのかな。ダメかな。