日本のある自治体のホームタウン事業がもめているそうだ。アフリカのナイジェリアのホームタウンになる約束をした。姉妹都市として、仲良くしようという意図だった。
ところが、ナイジェリアでは、これを移民政策ととらえる情報が拡散してしまった。移民を歓迎すると誤解して、特別にビザを発給するということになった。
この騒動は、「ホームタウン」という言葉の誤解によるものだ。
辞書を見ると、ホームタウンとは、出身地、故郷と書いてある。姉妹都市という意味はない。移民政策と解釈されても仕方ない。
カタカナ言葉は便利だけれど、誤解される恐れもある。
日本には、世界には通用しないカタカナ言葉、和製英語がたくさんある。それは、日本人の外国への憧れ、劣等感によるものだと識者が言っていた。一方では、「日本人ファースト」を主張する人たちもいる。
世の中、難しい・・・
天の声「あんたのいつものセリフだ」