水素にいろいろな色があるとは知らなかった。もちろん、本物の水素は無色だが、ホワイト水素、グリーン水素などの呼び方があるという。
 ホワイト水素は、製造過程が要らない水素のこと。つまり、天然に存在する水素だ。2018年に純度98%の水素ガスを発生する井戸が、アフリカのマリで見つかったのがはじまりだそうだ。
 今では、地球上には膨大の量の水素があることがわかっている。水素は絶えずつくられていて、化石燃料のように枯渇する心配はない。水素の産生するメカニズムは諸説あって、まだよくわかっていないらしい。
 水素は、燃やせば水が出来るだけ。二酸化炭素は発生しないから、ホワイト水素は、地球の温暖化、気候変動から世界を救ってくれるかもしれない。
 ホワイト水素の他に、グリーン水素やグレー水素もあるそうだ。色は水素の起源をあらわしている。水を電気分解してできる水素がグリーン水素、メタンガスから作る水素はグレー水素と呼ぶそうだ。レッド水素は・・・あるのかどうか、私は知らない。

投稿者

コラーゲン博士

85歳の老人ホーム入居者 若いころは大学でコラーゲンの研究を行っていた

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