今、プロ野球のスターといえば、大谷選手だ。毎日、テレビで姿を見る。奥さんや愛犬の姿も見る。
 大昔、敗戦後まもなく、つまり私が子供の頃に、日本のプロ野球は復活した。その時のスターは、青バットの大下と赤バットの川上だった。川上は巨人軍所属。
 やがて、長嶋と王というスターが現れて、二人の所属する巨人がすごい人気になった。「巨人、大鵬、卵焼き」の時代である。パ・リーグには、中西、山内、野村、張本らがいて、実力的には、長嶋・王に対抗できたが、人気では全然及ばなかった。
 巨人軍の次の世代のスターは原。パ・リーグには落合がいた。落合の方が実力も記録も原よりもずっと上だった。
 その次の世代のスターは、巨人の松井とパ・リーグのイチロー。しかし、二人共アメリカのメジャー・リーグに行ってしまった。
 そして、現在のスター選手は大谷で、活躍の舞台は大リーグ。
 巨人には大谷のような人材はいない。大谷に限らず、日本で良い成績を上げれば、みんなメジャーに行ってしまう。
 巨人はプロ野球の盟主の座から滑り落ちてしまったし、日本のプロ野球全体が、大リーグの2軍、3軍になってしまった。
 回る、回るよ時代は回る・・・
 天の声「トランプさんのせいではない」
 

投稿者

コラーゲン博士

85歳の老人ホーム入居者 若いころは大学でコラーゲンの研究を行っていた

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です