この間ラジオを聞いていたら、パン大好きという女性が出演して、パンのことをあれこれしゃべっていた。
その人は、パンを1斤買ったら、まずパンの真ん中に指を突っ込んで穴を開けるそうだ。そしてその穴に鼻をさし入れて、香りをかぐ。それからむしゃむしゃ食べる。
このパンは自分のものだから好きなように扱う。パンの硬い部分が大好き。フランスパンも好き。硬いパンを口の中でかみ砕くと、征服した気になるそうだ。ちょっと、サディスティックだなあ。
この頃、店内にパンがいっぱい並んでいて、お客さんがトングで欲しいパンをとるこぎれいなパン屋さんがたくさん出来た。昔のパン屋さんには食パンとあんパンぐらいしかなかったが、今はすごくたくさんの種類のパンがある。
かみさんの買い物に付き合うとき、このようなパン屋さんに入ったら、待たされる。かみさんは、たくさんの種類のパンをあれこれ眺める。店員さんに質問する。いや、店員さんとおしゃべりをする。早く買えばいいのにと思って私は待っている。
天の声「人生は待つことである」