スウェーデンは、ロシアに対する恐怖があって、NATO(北大西洋条約機構)への加入を希望していた。新しくNATOに加入するには、NATOの全メンバーの承認が必要である。しかしトルコがスウェーデンの加入に反対していた。それが、ようやくOKすることになったそうだ。
あとスウェーデンの加入に難色を示しているのは、ハンガリーだけになった。
当事国のスウェーデンはもちろん、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツなどの大国が、ハンガリーの説得にあたったが、ハンガリーは、いろいろ条件を出してきたそうだ。
ハンガリーは、ヨーロッパ中部の国で、面積は9.3万平方キロ、人口は1010万人の小国である。経済規模も大きくない。
首都はブタペスト。ドナウ川が国をつらぬいて流れている。観光客に人気の場所だ。
こんな小国が、アメリカをはじめとする大国相手に、したたかな外交交渉をしているのに感心した。
日本も見習いたい・・・