フジテレビがごたごたしている。私は事情をよく知らないし、興味もないのだけれど、たった一人のタレントの女性問題に振り回されているようだ。フジテレビの経営がピンチだという声もある。
「テレビの時代は終わりだ」という声さえ聴く。
昔は、茶の間にテレビが一台。夕食時には一家そろってみていた。お父さんが権威のある家庭では、みんな黙って、巨人戦のナイターに付き合った。
今は、個人がテレビ受像機も持っていて、自分の好きなチャンネルを見られる。それでも、若者はあまりテレビを見ないという。
では、老人はどうか。私はフジテレビやNHKのようなテレビ放送をほとんど見ない。アマゾン・プライムで、見たいものだけオン・デマンドで見る。事件などのニュースは、ラジオか、ヤフーニュースで知る。
かみさんは、一日中テレビをつけている。しかし、時計の代わりなのだそうで、中身に関心がない。
暇を持て余している老人さえもあまり見ないとなると、見てくれる人がいなくなる。
折から、夕刊フジの休刊が伝えられた。活字文化もダメか。
時代は移っていく。