チャールトン・ヘストンは有名なアメリカの俳優である。彫りの深い容貌、迫力ある声で、歴史上の人物や名作文学の登場人物などを数多く演じた。例えば「ベン・ハー」や「十戒」などの大作に主演している。
西部劇では、「大いなる西部」「ウイル・ペニー」などに出ている。また、西部劇ではないけれど、「猿の惑星」シリーズに主演。面白いので私はよく見ていた。
アマゾン・プライムで外国のテレビドラマを見ていたら、チャールトン・ヘストンが出演のシリーズがあった。「警察署長」というドラマで、1985年の制作だから、ヘストンは60歳代はじめぐらいだと思う。
このドラマの紹介には、チャールトン・ヘストン出演と書いてある。主演ではない。実際、主役の警察署長は別に俳優が演じていて、ヘストンは市長の役で、ちょっと出るだけだった。でも、さすが、貫禄があるなあと思った。
舞台は第2次世界大戦終了直後のアメリカの地方都市。セピア色の、ぼんやりした画面で構成されていて、それもなかなか良かった。