牛丼の吉野家がダチョウ丼を発売するそうだ。
ダチョウは飼育の費用が安く済み、将来の肉資源として重要だと考えられている。
ダチョウは大きな鳥である。現存する鳥類では最も大きい。高さは2メートル以上、体重は150キロにもなる。
しかし、鳥なのに翼は小さくて飛ぶ力がない。脚が強大で、疾走に適している。
鳥は恐竜の子孫だそうだ。2本の脚で疾走するダチョウを見ていると、映画に出てきた小型の肉食恐竜を連想する。鳥の中で先祖の恐竜にいちばん近いかもしれない。
ダチョウよりも大きな鳥が、18世紀までは地球上にいたそうだ。モア、あるいは恐鳥と呼ばれる鳥で、高さが4メートル、体重が230キログラムもあったという。ますます恐竜に近い。
コモドオオトカゲが現代の恐竜と呼ばれているが、地面を這いずりまわるオオトカゲよりも、二本足で立って疾走するダチョウやモアのほうが、恐竜のイメージに近い気がする。
天の声「ジュラシック・パークの見過ぎだ」