スーパーがつく言葉がいろいろある。スーパーマーケット、スーパーカー、スーパーソニック(超音速)、そしてスーパーマンなどである。また、ウルトラがつく言葉もいろいろある。ウルトラヴァイオレット(紫外線)、ウルトラコンサーバティブ、ウルトラC、そしてこちらにもウルトラマンがある。
スーパーとウルトラはどう違うのだろうか。辞書を引くと、スーパーは上位、超過、過度などをあらわすと説明してある。一方、ウルトラは、極端、過激などを指すとある。その違いはよくわからないが、とにかく両方とも、普通ではない、スゴイ物や事をあらわす言葉なことは確かだ。
それでは、スーパーマンとウルトラマンをくらべてみたらどうだろうか。
スーパーマンは、1938年に、アメリカの漫画雑誌にはじめて登場した。一方、ウルトラマンが現れたのは1966年のテレビだそうだ。スーパーマンの方がずっと先輩である。
二人には共通するところがある。超能力を持っていて、正義のヒーローとして活躍する。生まれは、地球の外の天体、つまり異星人である。普段は別の顔をもっていて、一大事には変身してヒーローになる。
違うところといえば、大きさかな。スーパーマンは普通の人間のサイズだけれど、ウルトラマンは大きい。
息子が小さいころは、怪獣やヒーローが大好きで、私も付き合って、いろいろ覚えた。ウルトラマンのほかに、ミラーマンも大きい。一方、仮面ライダーは、ふつうの人間サイズである。ヒーローになるには、大きさはあまり関係ないのかもしれない。
スーパーマンとウルトラマンのどちらが強いか、優れているかなどを考えるのは、くだらない。やめよう。
いま、地球は、新型コロナウイルスの襲撃によって危機に陥っている。いまこそ、助けてほしい。スーパーマンさん、ウルトラマンさん、あなた方の出番です!お願いします。