スマートフォンに代表されるように、スマートという言葉がたくさん使われている。
 スマートは、昔は”ほっそり、すらり”としている様子や、”洗練されてカッコいい”さまをあらす言葉だった。今は違う。”賢い”という意味に使う。これが英語(米語) smart の本来の意味だそうだ。
 昔と今で使い方や意味が違ってきた言葉はほかにもたくさんある。たとえば昔ビフテキと呼んだものが今ではステーキだし、ズボンがパンツ、パンツはブリーフだ。チャックはファスナー、ランデブーはデート、キッスはキス・・・・。
 さて話をスマートに戻そう。未来の老人ホームは、きっとスマートになっていると思う。スマート老人ホーム、略してスマロかな。
 まず、車いすは、自動運転になっているだろう。今でも自動運転の車いすは開発されていると思うけれど、もっと軽く、便利で、安価なものが実用化され普及して、足に不自由な人の助けになっほしい。
 寝たきりの人のためには、褥瘡のできないように寝返りを助けるベッドや、簡単に起き上がれるよう工夫されたベッドをテレビのCMで見たことがある。これらももっと便利で安価になってほしい。
 オムツ交換ロボット。口にご飯を運んでくれるロボット。これらも研究されていると思う。
 でも、使い方が簡単でないとダメだ。スイッチやボタンやタッチパネルでは、かみさんをみるまでもなく、老人は使いこなせない。ぜひ声で応答して動いてほしい。
 老人の話し相手になってくれるロボット。これを老人ホームの各部屋に設置して欲しい。
 本当に欲しいのは認知症の人と意思の疎通のできるロボットだが、これは難しいか。
 私の乏しい想像力では、こんな程度で、斬新なものは浮かばないが、ほとんどすべての装置には人工知能AIが必要になる。これは間違いない。
 「AI」は、ローマ字表記で読めばアイ,すなわち「愛」だ。
 「愛」がスマート老人ホームの中心になる。スマート老人ホームは「愛」に満ち溢れている! 「愛」が老人を救う!
 天の声「今日のブログは、AIと愛の駄洒落を言いたかっただけのようだ。あんたはもっとスマートな老人にならなければ。」