環境省と日本自然保護協会が行った動植物の定点観測の結果、里山に生息する鳥類の15%で、個体数が年に3.5%以上のペースで減少しているという。スズメもそうで、いずれはレッド・リスト、絶滅危惧種になる可能性があるとのこと。
そういわれてみると、近頃スズメを見かけない。昔は、スズメは街中のどこでも見かけた。たくさんいた。今はいなくなってしまった。子供たちは「チーチーパッパ、チーパッパ、スズメの学校の・・・」という歌を聞いてもピンとこないだろうなあ・・・
私の住んでいる老人ホームの窓から見かける鳥といえば、カラスとハトにオナガだ。
最近、ヒヨドリも見かけた。
ヒヨドリは、スズメよりは大きな、青灰色の鳥だが、飛び方に特徴があるのでわかる。波状に飛ぶ。春には、花の蜜を吸おうと、桜の樹にやってくる。
ちなみに、ひよどりごえという言葉がある。漢字で書くと鵯越。昔、源義経が平家を襲撃した時に越えた難所だそうだ。六甲山地にある。
ヒヨドリとどういう関係があるのかは知らない。