あるラジオ番組に、スイス在住の日本人女性が出演して、スイスの外交政策について話をされた。
スイスは永世中立国として有名である。戦争が怖くて嫌いな私にとってあこがれの的だが、それなりの悩みがあるという。
世界は、ロシアのウクライナ侵攻、イスラエルとハマスの戦争、台湾有事の可能性など、緊迫した状態にある。
スイスは、単に中立でなく、「仲裁」をしたい。妥協点を見つけるのがうまいと自負している。ロシアーウクライナについては、和平会談をジュネーブで行うように働きかけているそうだ。
一方では、ロシアのウクライナ侵攻を見て、NATO(北大西洋条約機構)に加入、もしくは近づこうという意見がある。それに反対の意見もある。
永世中立国としては薄氷を踏んでいるような状態だと言っていた。
永世中立国って難しいんだなあ。