映画俳優のジーン・ハックマンさんが亡くなったとニュースで聞いた。1930年生まれというから、天寿を全うされたと思う。
私はハックマンさんの映画を何本も見た。たくましい、大きな体で、なよなよした2枚目俳優とは違った個性を持っていた。
「フレンチコネクション」は面白かった。
西部劇では、「許されざる者」で、クリント・イーストウッドと共演した。
私は、クリント・イーストウッドがあまり好きでない。若いころ、つまりテレビドラマ「ローハイド」に出演していたころのイーストウッドは颯爽として恰好よかった。やがて、マカロニ・ウエスターンで成功をおさめ、偉くなって、自ら主演・監督の映画を製作するようになった。その頃から私はイーストウッドが好きでなくなった。
イーストウッドに限らず、俳優さんがえらくなり、自分が主演で監督の映画を製作すると、つまらない作品に終わることが多い。ジョン・ウェインでさえそうで、「アラモ」はつまらなかった。
ハックマン追悼のつもりが、脱線した。
天の声「いつものこと」