英国の首相のジョンソンさんが、ウクライナ問題では活躍している。西欧主要国の首脳として、はじめてキーウを訪問した。それも、厳重警戒などせず、ゼレンスキー大統領と合い、二人で気軽に街中を歩いたそうだ。ロシアに対しては、バイデンさんよりも強硬な発言をしている。
テレビでジョンソンさんの姿を見ると、髪はぼさぼさ、スーツはよれよれ、だらしなく着ている。ワイシャツにはアイロンがかかっていない。コロナ騒ぎの最中にパーティーをやって、皆のひんしゅくを買い、警察に罰金まで取られた。コロナをあまり怖がらない。
イギリスは、いま物価高(とくに光熱費)で大変だというし、失業者も多い。国民生活は楽でないそうだ。
だから、ジョンソンさんはすご腕の政治家というわけではないけれど、私はいいなあと思う。親しみがもてる。こんな政治家が日本にもいたらいいなと思う。
日本の政治家たちは、高級なスーツを着込み、役人が書いたペーパーを棒読みする。心がこもっていない。
その上、日本の政治家たちは国際感覚がない。国際的に活躍している人は見当たらない。ジョンソンさんのように国際的に活躍できる政治家が日本にもあらわれて欲しい。
「ないものねだり」かな。それとも「隣の芝生は青い」か。