シロワニという動物がいる。ワニの仲間ではなくて、サメの一種だそうだ。
 絶滅危惧種に指定されている。小笠原諸島の父島での調査によると、135個体しかいないという。昔はたくさんいて、長崎の市場に水揚げされていたそうだ。
 水族館で、シロワニを繁殖させることが試みられてきた。シロワニに子供をつくらせたい。試行錯誤の結果、飼育する水槽の水温を激しく変えると、発情して交尾することがわかった。環境の変化がシロワニを刺激するという。
 人間も、子供が少なくて困っている。少子化の対策がいろいろ考えられているが、うまく行っていない。シロワニにように、環境を変化すればよいか???
 気候変動などで、人間の環境は変化しているのに、少子化に悩んでいる。変化の仕方が問題なのだろう。どのように変化させればよいのか・・・知恵を絞る必要がある。

投稿者

コラーゲン博士

85歳の老人ホーム入居者 若いころは大学でコラーゲンの研究を行っていた

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