毎日が暇な私は、アマゾンプライムで、ドラマをよく見ている。お気に入りのシリーズの一つは、「ビッグバン・セオリー」というアメリカのコメディーだ。若い物理学者たちが主役だが、生物学者や地質学者も登場する。学者でない、若くて可愛い女性ペニーも主役の一人だ。
ペニーと学者の間で交わされる会話が面白い。ある時「シュレディンガーの猫」が話題になった。ペニーが「ああ、4階に住んでいる○○さんのうちの猫ね?」というので、物理学者が真面目な顔で説明した。
猫と毒入りの瓶を箱の中に入れる。猫は生きているか死んでいるか、箱を開けるまではわからない。箱を開けるまでは、猫は生きているとも、死んでいるとも解釈できる。
シュレディンガー博士は、ノーベル賞を受賞した有名な物理学者だ。偉い学者の考えることは違うなあ。私には、まるで禅問答のように思える。
私は、箱に入れるのは、なぜ猫なのか? ネズミでもゴキブリでもいいのに・・・なんて、くだらないことを思ってしまった。
ふたを開けてみるまで分からないことはたくさんある。特に政治の世界はそうだ。
天の声「あんたの頭はペニー並みだ」