いつの頃からか、シャツをズボンの外に出している人が多くなった。はじめは若者だけかと思ったら、今はおじさんでもシャツを出している。昔はそんな人はいなかった。シャツをズボンの外に出していたら「だらしない」と怒られた。
私も、家の中では、シャツをズボンの外に出している。この方が開放感があって楽だ。
昔のシャツ、特にワイシャツは裾が長くて、ズボンの外になんか出せなかったという意見もある。いまのシャツは裾が短くなった。ズボンの外に出すために短くなったのか、短くなったから出せるようになったのか・・・卵が先かニワトリが先かみたいだ。
サービス付き高齢者向け住宅に入居する時、荷物はほんの少ししか持ってこられなかった。しかもドサクサの状態だった。気がついてみると、いま私は白いワイシャツを一枚も持っていない。スーツは何着もあるのに。
入居して1年余りだが、幸いにしてスーツを着て出かける用事がなかった。スーツの要らない世の中になってきたのかもしれない。ウクライナの大統領のゼレンスキーさんの姿はテレビでよく見るが、スーツなんか着ていない。いつも色のついたシャツを着ている。「大統領」でさえスーツを着ない世の中だ。
天の声「ウクライナは非常時だよ」