「シェーン」は西部劇の名作で、私も大好きな映画だ。ジョージ・スティーブンスが監督し、1953年に公開された。流れ者の拳銃使いのシェーンが、農夫一家と交流し、農民を苦しめる悪者を倒して去っていく。農夫の子供が、「シェーン、戻ってきて」と叫ぶが、シェーンは行ってしまう。
先日、アマゾンプライムで 「The Negotiator」という映画を見た。1999年の作品である。この映画もなかなか面白かったのだが、この映画の中にシェーンにかかわる場面が出てきた。
人質と共に立てこもった犯人を追っている警官たちの会話の中なのだが、「シェーンは死んでしまったのさ。だって、子供が呼んでも振り向かず、行ってしまったのだから・・・」
この会話が、映画の中で2回も繰り返された。
これがどういう意味なのかわからない。少年が呼んでいるのに戻らないのはおかしいぞ、死んでいるに違いないというだけのことか? 他の意味があるのか? ネゴシエイター(交渉人)と関係があるのか?
わかったことは、シェーンが名作で、作られてから何十年も経った今でも、人々の記憶に残っていて、話題に上るということかなあ。
天の声「変な話で名作を汚すな!」