JR東海道新幹線で、車内のワゴン販売が中止になるらしい。飲み物や弁当をあらかじめ買ってから乗車する人が多くなり、需要が少なくなったからだという。たしかに駅中でいろいろ売っているから、そうかもしれない。しかし、買う暇がなくて急いで列車に乗り込む人もいるだろうし、結局のところサービスの低下だ。グリーン車だけはワゴン販売をするというから、サービスを受けるのもお金次第ということ。
わが老人ホームでも、以前は朝早くから外出できたのに、ある日、所長さんが9時前の外出はダメだといいに来た。「ブラック企業にならないように」とのこと。
また昔は、食事を注文したりキャンセルしたりするのは前日でよかったのに、ある日、今後は5日ぐらい前にいわないとダメだといった。「食品ロスをへらすため」。
建前は立派だけれど、やっぱりサービス低下だ。
しかし、サービスを低下させないでと言うと、「入居料値上げしまーす」ということになるのだろうなあ。
浮世はままならぬ・・・