先日、サッカーの日本代表チームがオーストラリアの代表に勝って、ワールドカップ大会の出場を決めた。久しぶりに明るいニュースだとアナウンサーが興奮していた。
 サッカーは、日本でもそこそこ人気があるが、ヨーロッパではすごく人気があるようだ。私は、イギリスのミステリードラマをよく見るのだが、サッカーの大試合があるというので興奮する場面がしばしば登場する。たとえばロンドン警察の刑事さんたちも、サッカーの試合があると犯罪捜査に身が入らない。サッカー大試合の日は犯罪を起こすチャンスだと思う。冗談だけれど。
 私はサッカーの試合はほとんど見ない。苦手だ。大勢の選手が入り乱れて目まぐるしく動くので、つていけない。何がなんだかわからなくなる。その点、野球はわかりやすい。主に打者と投手の一対一の対決だから。
 イギリスでは野球の人気はないようだ。その代わりクリケットの試合の話がよく登場する。クリケットはちょっと野球と似ている・・・球を投げ、棒で打つゲームだ。でも、詳しいルールは、私にはわからない。イギリスには、草野球ならぬ「草クリケット」のチームがたくさんあるらしい。
 サッカーの日本代表に話を戻すと、外国のリーグで活躍している人が何人もいる。日本国内で活躍すると、外国のチームに認められ、勧誘される。選手もレベルの高い環境で試合ができるから喜んで出向いていく。
 これは、研究者とよく似ている。日本でいい研究をすると、欧米の大学・研究所からオファーがあり、出ていく。でも、これは「海外頭脳流出」と呼ばれて、マイナスのイメージのことかな。

投稿者

コラーゲン博士

85歳の老人ホーム入居者 若いころは大学でコラーゲンの研究を行っていた

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